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ゲーム~姉の男を寝盗る~

第3章 藤木隆二の事情

李奈とのセックスを終えた直後
俺は瑞穂に会わずして帰った。

翌日、瑞穂に別れを告げた。

「他に男いるんだろ?」
「え……何のこと?」

セフレの存在を口にしなかったのは
俺の優しさ。

瑞穂も当然ながらとぼけていた。

「とにかくさ、俺だけを見てくれる女が
現れたんだ。瑞穂と違って」
「だから……何のことだかさっぱり……」

妹の李奈に惹かれてしまったことは伏せた。

姉妹が俺を奪い合う姿を見たくはない。

今夜は李奈とデートだ。

正式に交際を申し込む。

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