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ゲーム~姉の男を寝盗る~

第4章 日本の文化【瑞穂20歳 李奈17歳】

「今夜はお母さんと食事に行くから会えないの」

瑞穂のカレシ藤木隆二を寝盗ってから
一年の月日が流れた。

『本当にお母さんと?男じゃないだろうな。
電話だからって俺を騙せると思うなよ』
「本当だってば。お姉ちゃんのバイト先に
行くの。疑うなら隆二も来れば?」
『……信じるよ』

さすがに元カノのバイト先とあれば
ノコノコと来れないだろう。

一応は隆二と付き合ってはいるが
嫉妬深さも煩わしく
何より飽きた。

それに瑞穂は隆二に未練が無さそう。

潮時でしょ。

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