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「これで英雄さんと私は家族ね」
「ソノコトナンダケド……」

セックスを終えると僕と李奈は
バスタブに浸かった。

僕が李奈を背後から包み込むように
抱き締めている体勢だ。

「どうしたの？」
「李奈サンヲ好キニナッタ。僕ト結婚シテホシイ」

李奈が愛しいあまり
背中に無数のキスをした。

「私も英雄さんが好き。でもね、私まだ
高校二年生よ。お姉ちゃんとの結婚を考えて」
「デモ僕ハ好キナ女性ト結婚シタイ」

李奈と一緒に居たい。

李奈以外は考えられない。