テキストサイズ

ゲーム~姉の男を寝盗る~

第2章 ゲーム始動【瑞穂19歳 李奈16歳】

「いらっしゃぁいッ。あがってッあがってッ」

二階の私の部屋まで届く
玄関先から聞こえる
瑞穂の浮かれた甲高い声。

瑞穂は大学で出来たカレシを
自宅に招き入れた。

どうやら拓哉とは身体だけの関係で
終わったらしい。

だが、私の初恋の男を身体ひとつで
呆気なく奪った事実は消えない。

拓哉は就職を機に都内で一人暮らしを始めた。

私は月一の頻度で
拓哉に会いに都内に通っている。

拓哉が好き。

拓哉と私は未だ身体の関係は無い。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ