 
えっちな事好み
第8章 青〇勘違い泥棒
対策と言っても…
下着は部屋干しにする――…
ぐらいしか思い付かないのだけれど…
「はぁ…お気に入りの下着だったのにな」
「うぇっ、母さん!飯時にキモイ話すんなよ」
家族で食卓を囲みながら、いつしか話題は下着泥棒の件となる…
「母さんのお気に入りって…私だって…上下お揃いのお気に入りだったのに!」
息子の私に対する突っ込みは軽く流され…
娘もやり場のない怒りを食卓の唐揚げにぶつけていた!
「こら…カナコ、箸で唐揚げを刺さない!
ったく、泥棒も…こんなオバサンとがさつ女の下着だと知ったら幻滅するだろうな…」
主人の興味なさげで、投げやりな一言に息子は賛同し
娘と私は、ムッとする―――…
 
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