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目が覚めた時、私は、自分のベットの上にいた。
「ここは…ど、こ？」
「やっと起きたか…」
そこには、おばあちゃんが立っていた。
「おばあちゃん…」
私は、自分が森で倒れたことを思い出した。
あの時、私を助けてくれたあの人は、
「伯爵様？」
おばあちゃんが私の方を向いて言った。
「そーだよ、伯爵様がルーナを運んでくれたんだよ」
伯爵様…
私は、ふとあの温もりを思い出す！
雨にぬれ、冷えていた私の体を伯爵様の暖かな体が、私の心と体を温める💕
するとなんだか、恥ずかしくなって、顔が熱くなる。
「ルーナまさかお前、伯爵様に恋をしたのか？」
「おばあちゃん、恋とは、なんなのですか？」
恋を知らないルーナは、おばあちゃんに恋とは何かを教えてもらった。
「私は、伯爵様が好きなのか？恋をしているのか」
「きっとそうじゃ、でもなぁ、まさかお相手が伯爵様となると…」
「どーゆーこのなのだ？」
その時初めて、伯爵様のことを知った。
「伯爵様は、一切笑わないお方、そんなお方とルーナがつりあうはずがなかろう」
私は、それが本当か嘘かわからなかった。
でも、一つだけわかったことがある。
それは、
私は、伯爵様に恋をしたということだ。