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愛してるのに,愛せない

第1章 始まり

((日高side))




「HR研修の班決めは………」



学級委員が長々と喋る中で



俺は千晃を見つめていた



秀太に笑顔で話しかけている



((うわ……ずる……))



秀太になりたいと心の底から思った



隣の席の直也が

「あれー??もしかして秀太にヤキモチ??ww」

と笑いながら話しかけてきた


こいつにはなんでもお見通しだ


直也はグループのリーダー敵存在


いつだって俺らを正しい道へ導いてくれる


相談も聞いてくれて,本当に頼れる存在


俺は直也に恋愛相談もしている


多分俺だけではない


他のメンバーもきっと俺と同じだ

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