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愛してるのに,愛せない

第2章 HR研修

((浦田side))





あれから30分が経った





未だに連絡はない







そろそろ実彩子も限界のようで






「座り込み泣きじゃくっていた」






俺はただそんな実彩子を抱きしめ







ただ言葉をかけることしかできなかった.





しばらくして,





日高の腕の中で静かに眠る





千晃の姿があった






目はつぶっていてもわかるほど腫れ






足首には湿布が貼ってあり






転んだのか,服は泥だらけだった.






メンバーもかなり疲れていたし



千晃のことも考えて



今日は早めに宿に戻り休むことにした

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