Perfect Romance
第18章 あ・き・す・と・ぜ・ね・こ
「ぎゃはははは!」
最初こそ、ヤバイ雰囲気に圧倒されたものの
1時間もしたら、酒も入ったからかマッチョさん達の話術も巧みで
約1名を置いて盛り上がっていた
その1名……
俺だっつーの!
ここに接待の場として翔ちゃんを誘った取引先の社長は
最初からやたらにのに絡んでいて
無碍に出来ないにのは、愛想笑いで何とかあしらっていた
こいつ、ゲイだ
そして多分、翔ちゃんはこの社長がかず狙いだと言う事に気付いてる
だからわざと俺達を誘ったのか
ただ、その場所までは知らなかったみたいだけど
大ちゃんはやけに楽しそうに話してるし
翔ちゃんも何だかんだで盛り上がってるし
…胸の筋肉触って遊んでるし
マッチョさんの話は確かに面白い
だけど、それ以上にかずが心配で仕方なかった
「…気になりますか?」
俺の正面に座るマッチョさんが、ふいに尋ねる
「え、…何が?」
「社長に掴まってる彼、あなたの恋人でしょ?」
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