無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「俺は元々ノーマルだし、男なんか興味なかったのに、バカみたいに迫ってきてさ

…情にほだされた俺がアホなんだよな！

男なのに、女みたいに突っ込まれちゃって
あげくに突っ込んだそいつは女に走るとかさ

俺は一体何なんだよっ！？
ただの暇つぶし？！



もう最悪ーっ！！！」


とんでもない事ぶちまけた気もしたけど
一気に云ったら、何だか凄く惨めになって
涙が止まらなくなってしまった

えぐえぐ言っちゃって、自分でもどうしようもなくなって


「か…かず！聞いてって！本当に違うの！」

相葉さんが宥めようとすればする程逆効果なの、分かんないかな？！


「じゃあ、大野さんに聞くもん！！」

普通に考えればそれが一番早い
相葉さんが言わないなら、一緒にいた大野さんがいるじゃん


「だ…っダメ！それはダメ！」

相葉さんが途端にムキになって反対した

「何でよ？！」

「ダメなものはダメなの！」


…ますます怪しい
大野さんが事情を知ってるって事で間違いなさそうだ