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キラキラ

第27章 かげろう ~バースト6~



乱れた息を整えようと、深呼吸を繰り返すかずは、俺がかずの欲を舐めてるのをみて、恥ずかしそうな顔でゆるゆると首を振った。


「やめてよ…」


俺はいたずらっぽく笑って、手のひらのものをチラリとかずに見せた。


「…かずの味がするよ」

「……不味いでしょ」

「美味だよ」

「バカ」


かずは、ハァ……と大きく息をついて、両腕で恥ずかしそうに顔を覆った。

たくしあげられたTシャツから見える白い肌や、腿のあたりまでしかさげられてない下着という中途半端な姿は、良からぬ想像を煽り、かえって興奮してしまう。

俺は、ティッシュで手早く手をふき、かずの下着を素早く取り去った。
そのまま自然な流れで、万歳、と囁き、上も脱がして、裸にさせる。

寒いのか、怖いのか、緊張するのか。
体を縮こまらせるかずに、俺は覆い被さり、真剣な顔で、


「本当に抱くよ?」


かずの目を見て最後に意思確認をした。

途中で、やっぱり嫌だ、というのは、ここから先はちょっと難しく思うからだ。
俺は、このまま行為を続けて、突然急ブレーキをかけれる自信はない。

いや、もちろんかずの意思最優先だけど、かずがあまりに可愛くて、暴走しちゃったら…ということもなきにしもあらずだもん。

どうしたって、この先は、かずに絶対的に負担がかかる。

調べれば調べるほど。
体験談を読めば読むほど。
俺には、受ける方はできない、と思ってしまったほどだもの。

だけど、そのかずは、俺の真剣な口調に、…うん、とはっきり頷いた。

そして小さく、

「きて」

と、言った。

それを見て、俺も覚悟を決めた。


「分かった。…でも、どーしても辛かったら言ってね。……やめれるか分かんないけど」

「…ふふっ…大丈夫だよ」


かずがくすっと笑った。

その笑顔に安心した俺は、かずにベッドにあがるように言い、その間に自分も全部脱いだ。

そうして、ベッドの下に腕をさしいれて小さな箱を引っ張り出す。

かずが、不思議そうな顔で、箱をあける俺の手元をみつめ、それが何か分かると、嬉しそうに微笑んだ。


「…用意してくれてたんだ」

「今日の日のためにね」


かずとひとつになるためのアイテム。

ネット通販で購入したこれらが、いよいよ使われる時がきた。

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