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泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第15章 泣き虫ルームメイト15 まー

15-1


あっという間に春が終わり、夏になった



潤は半袖になっても 制服を第1ボタンまでしっかり留めて
部屋で着るTシャツも ネックの浅いものばかり


俺の前ではもっと楽にしていいのに。

と思う俺は きっと傲慢なんだろうな





潤が部屋の入り口で倒れて 病院に運ばれてからもう3か月

あの時 きっと 俺と大野さんの話を聞いてたはずなのに
その後も 潤は何事もなかったかのように振る舞い
俺への態度も変わらない


・・・いや、正確に言えば、潤の態度は お茶会以前のものに戻った



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