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泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第15章 泣き虫ルームメイト15 まー

15-4

「ぅわー・・・・・・」
「すげ・・・・・・」


1時間ほど車を走らせて着いた だだっ広い草原
車を降りて空を見上げた瞬間に 言葉を失う程に綺麗な星空が 目に飛び込んできた



星が降ってくる、と言うのはこういうことなのか

大野さんが 芝生の上にシートを敷いてくれて 持って来た毛布に包まり 3人で川の字になって寝転ぶ


昼間に何日も話すより 星空の下 一晩中話した方が親しくなれる、と言ったのは誰だったっけ




言葉を失う程美しい星空の下、俺は久しぶりに中身のある言葉を潤に投げかける

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