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ビタミン剤

第44章 エピテーゼ


ボンテージの金具を外してくれた雅紀の指が
優しく背中を撫でてくれる。


「ねぇふたりで…お祝いして
翔さんと雅紀の一緒に舐めてもいい?」

左右の手に握らされたふたりの塊は熱くて硬くて

どっちも極上なあじわい
選べないってかずの言葉の意味が理解できる気がする。

飴玉をねぶるように口に咥えて舌先で2人の先端を
同時にくすぐると
気持ち良さげな呻きを漏らす雅紀。

美味い?って訊ねる翔さんはふわりと撫でて
くれるから、
二本咥えたままでみっとなくふぬけた顔で
とっても美味しいよって返事したら



ご褒美なってふたり同時に吐精してくれるんだ。




ふたり分を受け止めるのは初めてだから
顔中どろどろになってしまった。

「ふぁ……ん…ぁ…いっぱい…」

智に教えられた通りに
尿道の残滓まで一滴残らず丁寧に吸い取ると
感激する雅紀に押し倒しされて
朝から極太の絵筆を挿入して欲求不満を紛らわせてた蕾を一気に貫かれる。


こっそりローションを塗り込んで朝からずっと
待ちわびてた行為。

智とのショッピングデートの最中のローターの
刺激はくすぶりを満足するほどじゃなく
物足りないものだった

さっきかずとお互いのモノを舐め合ってたときは、
かずの指を入れてくれたんだけど
いい箇所にはたまにかする程度だったから。


智は違う硬さと反り具合
極太の絵筆でもなく無機質なローターじゃなく
熱く滾る雅紀の雄の象徴が暴れ回ってる。




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