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ビタミン剤

第13章 ぼくのペット

Sside



潤の本質から溢れ出る純粋な願い
ようやく気が付いてくれた
潤、お前は飼い主にはなれないんだよ


見上げる純粋なまなざしには放り出されたくないって思いを含ませた媚びるような色。愛らしさと妖艶さが混ぜ合わされて、無邪気さまでスパイスとして効いている。


「よく言えたね、えらいよ潤、ホントにかわいくていい子だ。ほら、ご褒美に潤の欲しいのいっぱいおしゃぶりしていいよ。
潤は俺が責任持って飼ってあげる。」


「翔…ぅ…んぁ…ふぅ…はぁ、ぁああ…んっ。」



インタビューまでのデートプランをすこし変更しなきゃ。雑貨屋さん巡りは却下だな。
かわいいペットの願いを叶えるべく潤に似合う美しい首輪ときれいなリードを探しに出かけよう。


しっかりと俺の名前を刻印してもらって潤のすらりとのびるきれいな首に俺の手で着けてあげたい。



今夜届く予定のかわいらしい尻尾
潤が喜んでくれるといいな


ワンコロが俺達の周りをウロウロしてる


俺の下半身に夢中になって奉仕してる潤に、すこし待ってと伝えてスウェットを脱ぎ捨て
じゃれつくワンコロを抱き上げてゲージの中に入れておく。



これで俺と潤を邪魔するヤツはいなくなった


俺の言いつけ通りにかしこく待てが出来てた潤の頭を愛おしい手つきで撫でてやる。


俺だけのかわいいペット


しっかりと躾をしてあげないと

潤、おまえに
何処までも従順に奔放さと傲慢さは無くさなくて
素直に隷属できる極上のペットの喜びを教えてあげるよ。




おわり

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