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ビタミン剤

第43章 オッカムの剃刀


Aside


「「…っ…ごめっ…雅紀の中に…出しちゃった」

「ううん、かず…うれし… 」


「雅紀っ…すっごく気持ちかった」

「かず…俺も、よかった…
ちゃんと…気持ち良くなってもらえて」



ただ単純にうれしいって思ったから言葉に出ただけ。

やわらかでもないし、豊満な胸もない
すね毛だってわさわさしてて、ごつごつした
こんな男の身体とセックスなんてしたって
ホントに気持ち良くなれるのかな?

そう思ってたから…不安だった。

かずの極みの瞬間をこの身体の奥で感じれたことが、痛みなんかよりもしあわせで満ち足りた気持ちになれたんだ。

注がれた熱が徐々に身体の一部に取り込まれていく錯覚に多幸感を得られた。


だから、
まさか中で直ぐ復活するとかびっくりなんだけど
しあわせ過ぎて怖いくらい。

ニノの身体に手足を巻き付けながら、
あたえてくれる律動に全身で応えていく。

もう戻れない

夢で見てた上っ面で自分勝手な優しい妄想より
全身から汗が噴き出るほど下腹部もどろどろに
よごれて滑ってしまう淫らで激しい行為


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