テキストサイズ

えっちの経験値

第4章 一之瀬蓮の事情②

「きゃぁぁぁッッッ!!!」

結城の悲鳴。

一目散に脱衣室に駆け寄りドアを開ける。

「結城さん!どうしまし……」

脱衣室の隅で結城が縮こまっていた。

それよりも何より結城の姿に
目を奪われてしまった。

震えながら裸で体育座りをしていた。

「ゴ……ゴキブリが……」

そんなことでとも思ったが
ゴキブリを苦手とする女性は少なくない。

「退治しておきますから結城さんは
部屋に戻っていてください」

冷静な口調とは裏腹に
少しの欲情が俺を襲う。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ