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魔王「勇者討伐の旅に出る」

第1章 新

盗賊「召喚士、この女の子知り合い?」

召喚士「さて、知らんね」

魔法使い「召喚士!!あなたは…!あなたは王国を裏切った!それだけの力を持ちながら!」

魔法使い「名誉ある地位につき、数々の偉業を成し遂げながら!」

魔法使い「尊敬していたのに…なぜ、なぜ…!」

魔法使い「なぜ魔王を復活させたのですか!!」

魔王「…」

盗賊「…裏切りってそういうことかぁ」

召喚士「ふん」

召喚士「…あたしゃね」

召喚士「今まで一度だって誰かに忠誠を誓ったことなんてないんだ」

召喚士「最初から、ずっとね」

召喚士「だから裏切り者なんて言われる覚えはないね」

召喚士「あんたも、力を持ちたきゃ我儘になることさ。分かるか?若い魔法使い」

魔法使い「私は…!!私は、王国のためにのみ力を使うのです!!」

召喚士「…そうかい。まあそれも一つの我儘さ」

召喚士「かかってきな。胸を貸してやろう」

魔法使い「行きます!」ザッ

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