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崩れ落ちたプライドの先に…

第4章 オナニー


私は、とっさに本棚の後ろに隠れた。

そして隙間から図書室の扉をじっと見ていた。


―――ガラガラ…


やはり誰か来た!


良かった…足音に気づいて…


入ってきたのは…青いネクタイをした大人しそうだけどかっこいい男の子だった。


青いネクタイって事は…1個下の1年生か。


彼は、図書室に入るなり私の座っていた机へと真っ先に向かっていった。

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