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相葉さんの恋人になる方法

第4章 作戦。

今日は5人での仕事。
楽屋には翔さんと俺。



こないだの飲みはどうなったかって??
何もなかったよ。
あの後、相葉さんはかなりのハイテンションで酒を飲み、潰れて眠ってしまった。


俺にドキドキしたって・・・
どういう事だろう。


N「はぁぁぁ〜・・・」



S「またでっかいため息だなぁ。」



N「うるさい撫で肩。」



S「ぅおい!今日も随分ご機嫌ななめだな。こないだ相葉くんと飲んだんだろ?」


何で知ってんだ。


S「智くんに聞いた。」



最近の俺は顔に出るんだろうか。



N「そういえばあの時大野さんも楽屋にいたっけ。」



S「俺もヒマだったのに誘われなかったって拗ねてたよ。笑」



嘘つけ、誘っても絶対来ないだろあのおじさんは。



S「楽しい飲み会にはならなかったの?」



モヤモヤを抱えたままよりは、思い切って翔さんに聞いてみようか・・・
こんな話を出来るのは翔さんだけだし。



N「翔さんさ、俺の事可愛いって思います?」


S「はぁ?!」



N「どうなの。」



S「・・・まぁ、可愛いんじゃないの。」



へぇ。翔さん俺の事可愛いと思ってんだ。



N「じゃあ、俺に抱きつかれたら、ドキドキしちゃう?」



S「状況がよく分からないけど・・・ドキドキなんかしないだろ。
え?なに相葉くんと何かあったの?!」



N「相葉さんが甘えろって言うから、抱きついたら抱きしめられたんです。」



S「ええ!甘えろってどういう・・・」



N「そしたら、素直に甘える俺を可愛いって思ってドキドキしたって。」



S「ちょっと待てそれって」



N「んで、相葉さんにビール零されて、風呂とスウェット借りたら、相葉さんが俺見て固まって。
んで、俺欲求不満なのかなって言われました。」



S「俺の話遮りすぎだろ!って・・・ええ?!欲求不満?!」


よほど衝撃なんだろう。
翔さんの大きなクリクリな目がより大きく見開かれてる。


N「はい。風呂上がりの俺見て欲情したみたいです。
めっちゃ下半身隠してたし。」



S「まじかよ・・・」



N「その後はかなりのハイペースでお酒飲んで、早々に潰れましたよ。」


俺も気まずい空気に耐えられずにかなり飲んだけど、あまり酔えなかった。
相葉さんの言葉が気になりすぎて・・・

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