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相葉さんの恋人になる方法

第1章 ただ好きなだけ。

ずっとずっと、秘めてきた想い。




この先もあなたの隣にいるために、心の奥底に閉じ込めてきた想い。




伝える気なんて微塵もないハズなのに。。。




あなたが笑いかけてくれる度に、この太陽のような笑顔を独り占めしたくなる。
「好きだ!」と叫びたくなるんだよ・・・












A「にーのちゃーーーーん!おはよー!」


N「いってぇ!加減しろよバカっ!」




いつもの楽屋。
朝っぱらから元気いっぱいの相葉さんにギュっと抱きつかれた。




A「ごめんごめん、会うの久しぶりだったからさ、嬉しくて!」




ニッコリ笑う相葉さん。




あぁ・・・大好きなこの笑顔。




抱きつかれた時にフワっと相葉さんの優しい香りもして、朝っぱらからドキドキが止まらない。



N「・・・久しぶりって事もないでしょうよ。3日前に撮影一緒だったじゃん。」



ドキドキと早まる鼓動をなんとか落ち着かせつつ、平静を装い答える。
本当は3日会えないだけで寂しくてたまらなかったけど・・・



今日会えるのが楽しみすぎて、いつもより早く楽屋入りしてしまったけど・・・



言えるわけがない。




A「冷たいコだね〜にのちゃんは!」




ぷんぷんっと言って頬を膨らます相葉さん。
・・・なんて可愛い顔しやがるんだ!



N「30過ぎたおっさんが頬膨らませてんじゃないよ。」




A「30過ぎてるけどおっさんじゃありませんー!」



いちいち返答がバカっぽいのも可愛くて仕方ないと思う自分は、相当相葉さんにやられちゃってる。




S「おはよー。あれ?今日相葉くん早いね!」




A「あ!しょぉちゃ〜ん!にのがスゲー冷たいんだよ〜!」




いつもは一番乗りの翔さんが爽やかな笑顔で話しかけると、
俺が冷たいと翔さんに甘えにいく相葉さん。
よしよしと頭を撫でられている姿を見て、少し胸が痛む。

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