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相葉さんの恋人になる方法

第9章 恋人のジカン。


もうすぐ日付が変わろうとしてる。
ソファでのんびりテレビ見たりお喋りしたり、イチャイチャしながらまったり過ごしていたけど・・・



相葉さん明日仕事だしな・・・
あんまり夜更かしさせる訳にもいかないよなぁ



がんばって俺なりに甘えてはいるけど、キスの気配はない。
今だって、座ってる相葉さんの足の間に入り込んで、後ろから抱きしめられながらテレビ観てるんだよ?




ラブラブカップルそのものだろ?
何が足んないのかな〜
・・・やっぱ、男の俺にキスしたいなんか思わないのかな。


N「・・・・・・・・」



A「にの?」



黙り込んだ俺の顔を、相葉さんが心配そうに覗き込む。
ふわっとシャンプーの香りがした。
セットされてない髪はいつもよりサラサラで、思わず触れる。



N「ふふ、俺相葉さんの髪好きなんだ。キレイだよね。」



突然で驚いたのか、相葉さんは目を大きくして、顔が赤くなる。
ほんと、キレイだな。
髪だけじゃない。
イケメンだよまったく。



相葉さんへ向き直り、正面からピッタリ抱きつく。



N「明日朝から仕事でしょ?
もう寝ようか・・・
もう少しだけギュってしてからね・・・」



相葉さんは優しく抱きしめ返してくれる。
座ってる相葉さんの膝に、向かい合う形で乗り上げてる俺。
結構恥ずかしい体勢だな、コレ。
でも俺のほうが目線が上なのがなんだか新鮮だ。




相葉さんはじっと俺を見ている。
優しくてあったかい、大好きな目。





ああ、キスしたい・・・





A「にの・・・そんな物欲しそうな顔して見つめないでよ・・・」



N「ええ?!なに言って・・・んんっ・・・!!」



いきなり、後頭部を引き寄せられて唇を塞がれた。


相葉さんとキスしてるんだ。
そう理解すると、体が一瞬で熱くなる。



N「んんぅ・・・あ、相葉さ・・・んんんっ!」



喋ろうと口を開けたところに、相葉さんの舌が侵入してきた。
い、いきなり?!



激しいキスに頭がついていかない。
口内をいいように這われて、舌を強く吸われる。
ヤバイくらいに気持ち良い・・・
こいつ!爽やかな顔してこんなエロいキスすんのかよ?!



A「はぁ・・・にの・・・っ。」



相葉さんの口から漏れる声。
えーろーいーーー!!


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