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スイッチ

第9章 ひとりで。


収まりきっていないそれに軽く触れるだけで、ビクンっと体に快感が走った。


これが相葉さんの手だったら・・・


N「んんっ・・・あ・・・」


ゆるゆると上下に動かせば、いやらしく腰が揺れる。


N「ふぅ・・・ん・・・気持ち良い・・・っ。」


最低だ。最悪だ。
鏡の前で、ひとりでするなんてっ・・・


鏡の中の俺はエロい顔をして、自分自身を擦りあげて必死に腰を振る。


ああ、相葉さんに触ってほしい・・・!!


ギュっギュっと強く扱いて鈴口を押さえつけると、ふるふると快感が押し寄せてきた。
クチュクチュと先走りが絡む音にたまらなく興奮して、扱くスピードが上がる。


ねぇ、相葉さんっ、ひとりでこんな事してるんだよ?
エッチな俺を見て、変態だなって耳元で冷たく囁いてよ・・・っ


N「やぁあ・・・もう、イく・・・」


相葉さんの色気のある低い声を想像しただけで、簡単に我慢がきかなくなる。


N「ぅ・・・・・っ!!」


ビクビクと震えながら、大量の精子で鏡を汚した。
ペタリと座り込んで、鏡に映る自分を呆然と見る・・・


気持ち・・・良かった・・・
ヤバイくらいに興奮した。


鏡をつたう俺の精子。
まるで自分にぶっかけたみたい・・・


俺、ホントに変態じゃん。


相葉さんに満足に会えなくて、変態が進行しちゃってるんだ。
だから、相葉さんのせいだ。


N「俺を放って飲みになんか行くから・・・」


床に座り込んで背中を丸めてる俺は、まるで捨て猫みたいだ。


相葉さん、早く拾ってよ。


来週の約束が果てしなく遠く感じる・・・


俺、結構良い子にしてるよ。
ちゃんと準備もしてるよ。


だからいっぱい褒めてね・・・?


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