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大型犬との同居

第3章 ~飼い主への奉仕~

「誤魔化しても駄目です」

そう言うと、小太郎さんは頬を膨らませる。

「ぷぅ~」

むくれる小太郎さんを可愛いと思いつつ、俺は心を鬼にする。

「小太郎さん
今日の昼飯と夕飯は野菜だらけなのと、怖い話をいくつかしますよ?」

「……わかったよぉ…。」

渋々、承諾する小太郎さん。

野菜嫌いなのは知ってたけど、怖い話が苦手のは郁さんから聞いた。

もしも、小太郎さんがバックレようとした時は、脅し用の呪文として使ってって。

「ちぇ~、一気にアニメ消化したかったのに~」

「打ち合わせ後に、見れるじゃないですか~」

結局、なんやかんやで朝の予定を過ごして昼飯を食べる。

郁さんとの打ち合わせもきっちりして、あとも普通に1日を過ごした。

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