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校えっち(校閲)ガール

第9章 結城翔太の事情①

「東京すごーいッ。翔太にいっぱい案内
してもらおーっとッ」

杏奈は俺の腕にまとわりつき
キャッキャとはしゃぐ。

あーでっかい胸が当たってるー。

「で、どこ行きたい?ディズニーか?
スカイツリーか?」
「まず家でしょ。うちらが住む家」

俺と杏奈は同居することになっていた。

なぜ同棲ではないかというと
互いに恋愛感情が無いからである。

俺は実家を出たく
杏奈は上京するも住むあてがない。

利害関係が一致しただけ。

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