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校えっち(校閲)ガール

第12章 夜行バスの校閲

■□■□■オムニバス■□■□■
【隣の私とエッチしてください~第二章~】

━━━━━名古屋駅発東京駅着の夜行バスは
満席状態。
一番後ろの席の窓側に座るユカリは
困惑していた。
隣に座る男性は乗車した途端に眠ってしまい
激しい寝返りに悩まされていた。
その男性サトシは新婚ではあるものの
仕事というテイでセフレのマドカに会いに
東京へ向かっていた。
サトシは慣れない職場で心身ともに
疲れきっていて
それ故にこうして眠ってしまっている。
『ん~……マドカ~……』
サトシは寝惚け隣に座るユカリに抱き付く。
『ちょッ……ゃめてくださぃッ』
周囲の乗客を起こさぬよう気を使い
ユカリは小声でサトシに注意するも
抱き付く手を離すどころか胸を揉み始めた。



「なんかドキドキするな」

悠人は私の耳元で囁くと
原稿には無い頬にキスをした。

……私も。

悠人との校閲は毎回新鮮味がある。

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