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校えっち(校閲)ガール

第14章 桐生悠人の事情⑤

「じゃ、食事が冷えちゃうからそのまま
食べちゃおうか。なーんちゃってー」
「……ぅん」

未央は下着姿のまま
再び俺の膝の上に乗った。

「未央ぉ。俺の冗談に付き合わなくても
いいからね」
「……冗談だったんだ……そっか」

あーまた泣かせちゃったよー。

「うそうそうそうそうそうそ。本気だよー」
「……どっち?」
「照れ隠しの冗談と見せかけてめっちゃ本気」

そうそうッ!

本気に決まってるでしょー。

だって未央だもん。

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