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校えっち(校閲)ガール

第15章 天国と地獄をさ迷う想い

「このまま一緒に風呂入ろうか」

悠人は軽く私の身体を持ち上げた。

セックスの間だけは恥ずかしさも失われるが
終わってしまうと素に戻り
どうしようもなく恥ずかしくなってしまう。

「……一緒に?」

これまで一度も悠人と一緒に
お風呂に入ったことはない。

これまで散々恥ずかしいことを
悠人としてきたというのに
初めての行為は異常なほど恥ずかしく照れる。

そんな私を悠人は理解してくれている。

「明日からの校閲の予行練習ってことで」

明日の校閲は不倫旅行で
温泉宿に一泊する。

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