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校えっち(校閲)ガール

第18章 カーセックスの校閲

ついさっきまで幸せに満ちていたのに
疑心暗鬼に陥る。

それはきっと今夜の校閲のせい。

悠人が私以外の女性を抱く時刻が
一刻一刻と押し迫ってくる。

「未央……今夜の校閲やめておこうか」

どうして悠人はそこまで私に
理解を示してくれるのか。

「やめたいけど……」

しかし、それは先送りになるだけで
いずれはその壁を乗り越えなくてはならない。

この因果な仕事をしている以上は。

悠人のことが好きで
私を好きでいてくれて
信じているのに
上手く折り合いをつけられず
もどかしい。

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