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校えっち(校閲)ガール

第21章 伊波杏奈の事情③

彼が私の事務所ムラキまで送ってくれた。

「お疲れ様でした」

彼はその一言だけを口にすると
急ぐように去っていった。

私はBMWが見えなくなるまで見送った。

どんな形でもいいから彼に会いたい。

彼に……抱かれたい。

こんなことなら二度目のセックス……
バックを受け入れればよかった。

好きな人にお尻を向けることが
出来なかった。

例え仕事でも正面から向かい合って
セックスしたかったから。

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