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校えっち(校閲)ガール

第26章 伊波杏奈の事情④

「たっだいま~」

そりゃテンションも高くなる。

「おかえり」

それに反し翔太は朝からテンションが低い。

リビングのテレビを
観ているんだか観ていないんだか
心ここに有らず状態の翔太。

「翔太ッ。どうしたの?元気ないじゃんッ」

翔太が座るソファーの隣に腰を降ろした。

「杏奈って俺のこと好きなの?」

……はい?

「なによ、突然。嫌いでは無いけど」
「じゃ、未央ちゃんの言う通り俺じゃ
なかったんだ。ま、いいけど」

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