テキストサイズ

校えっち(校閲)ガール

第38章 結城翔太の事情⑩

バイトが終わると璃子を呼び出し
俺は今、自宅のベッドで
璃子にナデナデしてもらっている。

「……という訳よ。俺には理解出来んわー。
心狭いのかなー」

翔太さんのことを璃子に話してみた。

「『好きなことに変わりはない』っていう
フレーズは好きですね。私もそうだし」
「俺に?」
「はい」

ほーんと、この子ったらサラッと
言っちゃうのね。

好かれてる実感がまるで無い。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ