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愛してるのに,愛せない(続)

第6章 LOVER

((日高side))






西「あなたは,伊藤千晃さんを一生大切にして,一生愛することを誓いますか?」

日「誓います」

西「あなたは,日高光啓さんを一生大切にして,一生支えていくことを誓いますか?」

千「はい,誓います」








付き合い始めて5年後,プロポーズに成功し,晴れて結婚することになった






千晃の父は2年前に亡くなってしまい,両親がいないまま結婚式をあげるのも嫌だからやらないことになっていたはずが







宇野と與も結婚式を挙げたいということで,合同でプチ結婚式を行うことになった







なぜか牧師は西島が担当







西「では,熱い熱い誓いのキスをどうぞ!」


宇「にっしーうるさい(笑)」


浦「牧師しっかり〜(笑)」





西島が引っ張る結婚式は案の定だらだらだった



西「新婦の伊藤千晃さん,今の気持ちをお聞かせください!」




千「はい,えっと〜。まさかだっちゃんと結婚なんて思ってなかったです!ずーっと近くにいるから,結婚って言っても特に変化はないかなって思ってるけど,ひとつ変わるとしたら…新しい家族が増えることだと思います!お腹にいるこの子が生まれてきて大きくなったら,ママみたいな優しいお母さんになって,だっちゃんもこの子も幸せにしたいです!だっちゃん,改めて…。私を世界一幸せな人間にしてください!」






千晃を世界一幸せにするために生きていくと誓った



















片手に愛を もう一つの手に未来を


















10年号も君に笑っていてほしい














end

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