無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

さあ、狙うは真鯛だ！
鯛専用のロッドも購入し、準備は満タン。
気温も水温も丁度良く、絶好の釣り日和だ。
大物が掛かることを祈りながら、釣りを開始した。


「はあ…、釣れない…どうしよう」

日没が近づき、タイムリミットまであと少し…。
焦ってきた時、隣で釣っていたオジさんが話しかけてきた。

釣り人「鯛をねらっているのかい？なら、この餌をつかってみな。海老で鯛を釣るっていうだろ。はっはっはっ」

最後の一尾をわけてもらい早速、海へなげいれる。

すると直ぐに、竿が引っ張られた。ここからが勝負！慎重にリールを巻いていくと、大きな影が徐々に見えてくる。
釣り上げたのは40センチ近くある大物だった。

「やった！オジさんありがとう。大物が釣れた！」

餌を分けてくれたオジさんは、簡単な鯛料理のレシピも教えてくれた。鯛のユッケだって。相葉ちゃんにつくってあげよう！

お礼を言うと、戦利品を片手に家路を急いだ。相葉ちゃんが喜んでくれるのを祈って…。