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はっぴぃえんど⁈

第11章 story11 あいすくりーむ O×N

*Oside*

新緑の季節になり、外に飛び出したくなる今日この頃。
休みの日は、和と一緒にいることが当たり前のようになっているけど、出不精の和なので、俺も出かけることはめったにない。

窓から外を眺めると、雲ひとつない青空が広がっていて、絶好の行楽日和だ。

「ねえ、和!いい天気だし、何処か出掛けない?」

和「何処にいくんですか?」

ソファーに寝そべってゲームをしていた和が、ゲームをやめて俺の話をきいてくれた。
いつもなら、ゲームから目を離さないし、ゲームをやめることなんてないのに。脈アリですか⁈

「えっと、何処でもいいけど…。釣り?」

和「却下!一人で行ってきてください」

「え〜、待って。思いついたのが釣りってだけで…。和と何処かに出かけたいんだ。ダメ?」

ゲームを始めようとしていた和が立ち上がる。

和「何処でもいいんですか?」

「うん。どこでもいい」

俺の返事を聞くと、ゲームを片付け始めた和。
おっ、出かけてくれるのか?
期待に胸が膨らんだ。

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