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はっぴぃえんど⁈

第20章 story20 めりー☆くりすます

*Nside*

雅「なんか忙しい時にごめんね」

しゅんとして謝ってくる相葉さんを、智がすかさず抱きしめた。

智「バカ!何言ってんだよ。今日は、お前が生まれてきた大切な日だろ。忙しくてもなんでも、お祝いしなくちゃ」

「そうですよ。逆にこんな質素なパーティで申し訳ないくらいです」

智の腕の中の相葉さんの目からポロポロ涙が溢れ、智のシャツに吸い込まれていった。

智「そんなに泣くなよ。雅紀のお母さーん。いつも産んでくれてありがとう。これからも大切にしますから」

止まらない相葉さんの涙を、指の先でそっと拭ってあげる。

雅「ねぇ…ニノも、抱きしめて…」

可愛いお願いを叶えてあげるべく、ぎゅうっと力一杯抱きしめてあげた。


暫く3人の温もりをかんじてあってから、体を離す。
顔を見合わせてニコッと笑いあってパーティを再開した。

コンサートの話などで盛り上がっていると、いつの間にかなくなっていたお酒。

智「あっ、もうこれで最後だ。もう少し飲みたいなぁ」

「買い置きがあるからもってくるよ」

いつもはあまり飲まないけど、今日はお祝いだからつい飲み過ぎたみたいで、立ち上がった瞬間ふらついた俺を、相葉さんが抱きとめてくれた。

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