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はっぴぃえんど⁈

第34章 story34 ぱられるわーるど③

*Sside*

社長「翔!」

マンションを出ようとした時、声をかけられ歩みを止める。

「社長、何か?」

社長「今、体調は大丈夫なのかい?」

「悪阻が始まって安定しないので、仕事を調整してもらいました。ご迷惑をおかけしてすみません」

社長「そうか…分かった。気をつけて帰りなさい」

「はい」

智「社長、遅くにすみませんでした。失礼します」

挨拶をして車に乗り込むと、誰からともなく安堵のため息が溢れた。

潤「あ〜緊張した!」

雅「っていうか、リーダーカッコよすぎるんだけど」

和「普段の姿からは想像出来ないくらいでしたね」

潤「ホント、まさか喝を入れられるとは思ってもみなかった」

「智くん、ありがとう」

智「お礼なんていいよ。まだ、何にも進んでないし。翔くん、松潤、納得してもらえるまで両親と話し合いなよ。条件をクリアしない限り、社長は動いてくれないよ」

先ずは一つずつクリアしていこう。

そう思っていたのに、次の日マネージャースケジュール聞いてびっくりした。

マネ「今日からとりあえず二週間、オフとなりました」

「えっ?どういう事?」

マネ「スポーツ紙の一面にもなっています」

マスコミに訳がわからない情報が出ている事に焦りを感じる。
もしかして妊娠の事がバレた?
背筋に汗が流れた。

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