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M side



S「そんな見つめんなよ。
エロい奴だなぁ。」



タオルがさらにグッと持ち上げられた。
触ってないのに、もうあんなに・・・？



生き物でも入ってんのかってくらいビクビク動くタオルの中心に、思わず釘付けになってしまった。



S「触りたい・・・？」



ユックリと近付いてきて、低い声で囁く翔くん。
ビクリと肩を揺らした俺を見て、愉しそうに笑った。



S「潤がお利口さんにしてたら、コレやるよ・・・
欲しいだろ？？」



耳の中をキスと甘い声で犯される。



M「あ・・・・・」



欲しい。早く・・・
翔くんの首に腕をまわして、唇をはむはむと咥えて舐める。



M「翔くんの唇、すげー好き・・・」



S「ふふっ、犬かよお前・・・」



M「犬じゃな、」



S「ほら、自分で脱ぐの？脱がねーの？」



M「あっ・・・！」



いきなり乳首を摘ままれてガクンっと体の力が抜ける。
翔くんに抱きとめられて、また耳元で囁かれた。



S「さっさとしろよ・・・」



完全に主導権を握られた。
翔くんの色っぽい瞳に睨まれて、ふわふわと頭が甘く痺れる。



M「翔くん・・・」



キスしたい・・・
自分で脱ぐから、キスして・・・



S「・・・意外と甘え上手だな。」



M「んんっ・・・！！」



ドサッと後ろに倒されて、キスをされる。
何度も角度を変えて、隙間なく唇を押し付けて・・・
激しいキスに目眩がする程だった。



こんなキスはしたことが無い。
今までにない興奮状態に、自分がどうなるのか少しだけ怖いと思ったけど・・・



翔くんに与えられる快感に、期待している自分がいた。