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Baby love

第17章 エッチなセックス。




S「いや、今日初めて知ってびっくりしたんだ。
仕事の飲み会で会ったのも偶然じゃなくて、引き合わされたもんだった。」



M「・・・そう。
翔くんのご両親も本気なんだね。」



S「俺、しばらく女っ気無かったからな。
心配されてたんだろうけど。
でも、もうラブラブな恋人いるし!」



M「俺女じゃねーし。」



S「恋人に変わりないだろ。」



M「女っ気の無かった息子が男に走ったなんて・・・
バレたらお母さん倒れちゃうんじゃない?」



S「別にホモになったんじゃない。
お前だから惚れたんだ。
男に走ったわけじゃねーよ。」



M「・・・・・」



潤が真っ赤になって黙った。
お?そんなつもり無かったけど、カッコ良い事言っちゃった?



S「お前だけだよ、潤・・・」



M「・・・っ、調子乗んな!」



S「わぷっ、」



ばちゃんっとお湯をかけられて、湯船から上がる潤。
あ、かわいいお尻♡



M「・・・変態。」



デレデレと潤のケツを見ていたのがバレた。
冷ややかな視線で見下ろされたので、洗面器で顔を隠す。



M「もう、バカ。」



付き合うようになって、潤は良く俺をバカって言うんだけど・・・
その声色や甘い言い方が、好きって言ってるようにしか聞こえない。



S「ふふふ・・・」



ホントに、可愛い奴♡



お風呂から上がったら、またいっぱいイチャつこう。
ニヤつく顔はもうどうしようもない。
また潤に可愛くバカって言われながらキスをするんだ。




だけど、戻ったリビングでスマホをチェックして固まった。



S「・・・母さん。」



何件もの不在着信。
そして、



“ちゃんと説明しなさい。”



一言のメールが怖ぇ・・・



M「翔くん?どうしたの?」



S「・・・いや、何でもない。」



ギュっと潤を抱きしめて、誓う。
絶対離さない。



S「今度の休み、実家行ってくるわ。」



M「・・・うん。」



俺の背中に腕を回して強く抱きしめ返してくれる潤。
ゴメン、いちいち不安にさせて。



M「俺は大丈夫。」



ニッコリ笑う潤が、たまらなく愛おしかった。









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