テキストサイズ

Baby love

第4章 近付けない。




M「・・・あの後、どうしたの?
家に連れて帰ったのかよ?
それともあの子の家に行った?」



・・・・・・・・は?



頭を鈍器でブン殴られたかのような衝撃だ。
何言ってんだこいつ!!



S「んなわけねーだろ!!
何も無いっての!」



M「・・・どうだか。酔って覚えて無いだけじゃないの?」



S「あり得ない!」



M「説得力ないの分かってる?」



ぐ。最近の俺の行いの悪さで言い返せねぇ!!



S「誤解されたままかなって不安だったんだが・・・
俺は酔っ払ってヤっちゃうようないい加減な男じゃないって!!」



M「信じらんねー。」



ツンとそっぽを向く潤。
何でこんな信用無いんだ俺。
あ、酔っ払って潤に迷惑かけたからか。
くそっ、何とかしてこの疑いを晴らさなければ・・・信用を取り戻さなければ・・・!!



S「潤っ!!」



M「なんだよ。」



S「俺が潔白かお前の目で確かめろ!!」



M「・・・・・・・・はぁ?」



衣装のネクタイを乱暴に外して、シャツも脱ぎ捨てた。



M「ちょっと!!何やって・・・!!」



S「俺の体に痕があるか探してみろよ。」



ベルトに手を掛けると、真っ赤な顔をした潤が焦って声を上げる。



M「何考えてんだよ!脱ぐなって!着ろ!!」



シャツを拾って投げられたが、構うもんか。



S「信用してくれねーなら、脱ぐ!」



ベルトを外し、ズボンをおろすと潤が悲鳴に近い声を上げた。



S「潤!!」



M「寄るなっ・・・」







ストーリーメニュー

TOPTOPへ