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オナニーのススメ

第6章 勝負のススメ

「3分クッキング」

中3の話。

当時、自宅からチャリで10分ぐらいのところに、同級生の秀弥が住んでたんだ。

年の離れた大学生の姉と二人暮らし。

両親は健在なんだけど、父親の仕事の都合で熊本県に1年間の出張をしなきゃいけなくて、母親はそれについて行ってた。

1年したら戻って来るし、秀弥も転校したく無かった、これでこんな状況に。

まぁ、成人もしてる姉も一緒だから大丈夫、こんな感じだったんだろうけど。

実際は秀弥姉は彼氏の家に入り浸ってて、あんま居なかった。

それで、秀弥も寂しかったんだろう。

友達を招いてお泊まり会みたいのを良くやってた。


俺と秀弥が出会ったのはその少し前の中2の後半。


俺が主催してるバスケ大会ってのがあったんだ。

学校の授業とか部活ってつまんないじゃん?

でも、バスケは好き、そんな連中を集めて。

格安で一般利用の出来る体育館を探しては、みんなでバスケしに行ったり、他のグループにゲームを申し込んだり。

※当時の値段で中学生は1時間20円

そこで更に知り合いを増やして、手広く招いては体育館を借り切ってのゲームなんてのもやってた。

※記憶が曖昧だけど3時間借りて3千円だったかな?10人集めたら1人300円が参加費とか、そんな感じ!

まぁ、とにかくそんな事をやってたんだ。

最終的には毎回何十人って集まるぐらいのチームにまで広がったんだけど、この当時はまだまだ走りの頃で。

数人で集まってはワイワイやってた頃の話。


そのメンバーの1人が、

「1組の秀弥って知ってる?」

俺「話した事は無いけど顔と名前なら」

「秀弥もバスケに参加したいらしいんだけど、呼んでも良い?」

俺「勿論OK!人数多い方が楽しいからね!」

これが切っ掛け。


家が近い事も発覚したし、バスケのポジション的にも絡みが多くて、2人で練習って事もやる様になって。

中3になって同じクラスにもなったんだ。

で、秀弥と俺とは同姓だから席も前後になって。

それで一気に仲良くなった。


秀弥と俺は何故か凄く馬が合ったし。

秀弥のお泊まり会にも殆ど全部に参加してた気がするし。

酷い時は週5ぐらいで泊まりに行ってたww

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