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ある晴れた冬の日に

第9章 好きだから


私は腕枕をされながら、先生と結ばれた幸福感に浸っていた。


先生は、私の髪を撫でて言う。

「俺、正規の教員になれるようがんばってみるよ」

「え…」

「今まで非常勤講師も教師も、同じ教員に変わりはないんだって、気ままにやってきたけど、やっぱりいろいろ安定してないし。
これから萌音と付き合っていくなら、ちゃんとしなきゃいけないなって」


「先生、私のために?…嬉しい」


「君が俺をまともに変えてくれたんだよ」

そう言って先生は、優しく私に微笑んだ。

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