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【葛城家】




『おぅリョウキ！なんだ？

今日は一緒じゃねぇのか？？』





『や・・・その』






オレは…とある休日に

酒を片手に義父・・・



には、まだ・・・なってないが

将来の義父のソウタさんの元を訪ねた






・・・なんでって？











『なにぃ・・・っ！？』





『・・・』






一見……心配そうに

声をあげるソウタさんは





目が・・・メチャクチャ笑ってる












『ぶっはははははは～～！！

アイルがお前の実家で？

んで？お前はアイルの実家に来てるたぁ？

どーなってんだぁお前らはぁ♪？？

ガッハハハハハ～～！！』







・・・笑いすぎだっつーの









『ガハハハハハ～…いや(笑)

まぁたケンカでもしたかぁ？と思ったけどな

なんだってんだァ、また？』












『久々の休みだってのに

アイルのやつ…朝からうちのお袋と

出かけるって言うんすよ～…ったく

普段は休みなんか中々起きないくせに』







『ぶはっ・・・(笑)

んでリョウキ？
取り残されたお前は

昼間っからやけ酒に来たのか？(笑)』






『ちがいマスよ・・・！
仕事変わってから…あんま

ソウタさんと飲みに行くことも
なかったから…どーせなら、と』






『ふふっ・・・まぁまぁ飲めや♪

あ～…にしてもだリョウキ
アイルのやつ、お前を放っぽって

フラフラ遊び歩いてんならそりゃ
ガツンと言ってやれーってトコだがなァ

ぶふっ・・・デートの相手が
お前のお母さんたぁな？！(笑)』







『５０過ぎたオバサンと遊ぶのが

本気でそこまで楽しいすか？フツー

…ったく』





そりゃオレだってさ
アイルが少なくともオレの親に

気遣いしてくれてるって
当然思ってはいるけどさ






『・・・アイツぁ～…

アイルの場合は…そりゃ本心だぁな？』







『・・・』



やっぱそうくるか？(笑)




ま・・・アイルだからな？