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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第10章 松本潤の事情①

「ごめん」
「俺の方こそ」

いつものことだった。

俺と旬の言い争いは。

あのキャバクラでは初めてだったが。

「てか、潤のパンチ効いたわー」

旬は自分の頬を労るように撫でる。

「ついカッとなっちゃって」
「撮影の予定が無くて良かったわ。
大事な商売道具なんだからな」
「そこは俺も考慮しました」
「お見逸れします。てか、ここ潤の払い
だからな」

行き付けのBARで俺ら三人は
明日の予定が無いのをいいことに
徹底的に飲み明かした。

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