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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第12章 櫻井翔の事情②

「ちなみに何日ですか?一応聞いておきます」
「一応25日」

莉菜ちゃんはクスクス笑った。

「何が欲しいですか?」
「一応聞いてくれるんだ」
「はい。一応です」

俺が欲しいもの。

決まってるだろ。

「莉菜ちゃんに甘えてほしい」

甘えさせてあげたい。

「それなら……さっきから……してますけど」

これまで何度も目は合っていたが
今の状況からいって全くの別物だ。

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