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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第1章 蓮井莉菜27歳(コンビニ店員)①

━━━━━2017年元日

「あけおめー」
「ことよろー」
「今年で何度目よ、これ」

カレシ居ない歴5年を超える三人組
ミナミ、キョーコ、そして私は
ミナミの一人暮らしのマンションに
集結するのが
毎年元日の恒例行事となっていた。

「今年もボジョレー・ヌーボーで乾杯か」
「莉菜。また店の売り物くすねてきたの?」
「まーね。在庫処分よ」

だって、私の親がコンビニのオーナーだし。

バレたところで厳重注意。

それが身内の甘さ。

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