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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第18章 相葉雅紀の事情②

「緊急事態だから」

浅井が使った言葉を俺の言い訳にして
浅井を背後から包み込むように抱き締めた。

「え……」

浅井の口からは狼狽える声が洩れ
身体がピクッと反応した。

「一緒に暖まろう」
「ぅん……そうだね」

浅井は拒むようなことはせず
むしろ身体ごと反転させると
俺の腰に手を回し胸元に顔を埋めた。

「これで相葉も寒くない?」
「うん。ありがと」

俺も浅井を強く抱き返した。

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