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私も……きっと相葉が好き。

それは出来立てホヤホヤの想い。

相葉に惹かれていく自分を
認めたくなかった。

だって相葉は三流どころか一流芸能人。

泣く子も黙るジャニーズの嵐。

それだけじゃない。

優しくて温かくて安心出来て頼りになる。

それに比べて私は
男勝りのタクシードライバー。

釣り合いが取れない。

「浅井にとって頼りになる男になるよ」

私には勿体ないほどの言葉を貰った。

「私なんかで……いいの？」
「浅井じゃなきゃ嫌だ」

再び唇が重なる。