テキストサイズ

もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第26章 F

「待ってください。私の口から娘に伝えます」
「御自由に。私はその事実の補足を
致します。美談で済ませるつもりは
ありませんので」

花音は桃子を見つめる。

「なに?話して」

桃子は覚悟を決めた。

「桃子……桃子には……弟が居るの……」
「種違いの弟さんよ」

Fは早速補足をした。

「……弟って……え?ど……どういうこと?
そんなの知らないよッ!」
「だから今こうして話を……」

桃子は激しく動揺してしまい
その様子をFは含み笑いで眺めていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ