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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第4章 大野智の事情①

「俺は……好きになったら年上とか年下とか
関係ないですね。年齢的なものは後付けです」

宮本さんに気を使っているわけじゃなく
本音で答えた。

「フフッ……なんか大野くんらしい」
「え?どの辺りがですか?」
「何となく。今日話してみてそう感じた」

宮本さんは俺をアイドルとして
一切見ていない。

それが堪らなく嬉しかった。

「宮本さんのように穏やかで楽しい女性は
貴重な存在です」

俺なりの告白。

かなり回りくどいけど。

……って?

俺……宮本さんを好きになった?

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